新神奈川方式について 

 神奈川県公立高校の入学選抜制度が改定されてから3年が経過し、ようやく広くまた多くの人に理解され、受験生は適切な指示、提案が受けられるようになりました。しかし、受験生にとっては一生に一度のことですから後悔しないためにも希望を叶えるためにもなるべく早い時期からその仕組みや意図を受験生本人が理解しておくことが必要です。
 改定前と改定後の大きな違いは成績以外の観点が重視されること、入学試験に関して科目数や重視する科目を高校側が決めることができる余地があること、推薦制度があることなどです。現在の神奈川方式はやや複雑な感じを受けますが(具体的な選考方法、参考にする数値は次回掲載)、学習だけではなくさまざまな努力を評価することで個性を尊重し、一人一人が独自にもっている能力を高めようとすることが趣旨のようです。
 しかし、どのように仕組みがかわっても結局は「どのくらいの成績だとどの高校へいけるのか」と考えてしまうことはしかたないでしょう。各学区のトップ校と言われる高校への進学を希望する場合はこのように考えることは当然でしょうが、まずは、自分が高校生になったらどんなことを学びたいか、将来どのような職業に就きたいかを考えることが重要だと思います。そうすれば、選択肢が広がり、現行の入試制度の利点を利用することができます。
 神奈川県の県立高校には多くのコースが用意されています。単位制高校、総合コース、専門コース(スポーツ、語学、医療、福祉、陶芸)、職業(商業・工業・農業・漁業、各業がさらに細かく分かれます)コースなどなど、ですから「どのくらいの成績だとどの高校へいけるのか」の前に「どのような高校があるのか」を調べることが必要でしょう。目指す方向が分かれば必然的に日々の学習の重要性が理解できるようになります。
 
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